菅田コラム7月号をアップいたしました。
アメリカ旅行記も遂に最終回です。
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アメリカ旅行記 〜最終回〜
早朝、目覚ましが鳴って飛び起きる。普段ならこれから寝ようか、ぐらいの時間。
寝入るのが遅く、ほとんど寝れてはいないのだが空港にはなるべく早くに着いておきたい。
身支度を整えてフロントへ。チェックアウトはあっけないほどスムーズに終えた。
空港までのタクシーを呼んで欲しい、と伝えると、すぐつかまるから大丈夫、と言われた。
本当にすぐつかまえられた。ラガーディア空港に向かってもらう。
早朝のニューヨークは静かだった。昨夜の喧噪がウソのようだ。
朝日がまぶしく、美しい。
流れて行く街並をジッと見つめた。これで本当にニューヨークとはお別れなのだ。
名残惜しい。トラブルがたくさんあった気がするけど、ムチャクチャ刺激的な街だ、ニューヨーク。
僕が昔から抱いていた「アメリカには何かが待っている気がする」という予感。
ぴったり当たっていた。
その「何か」とは一体何だったのか。
答えは『圧倒的な音楽』だ。
それまでの僕が考える音楽はちっぽけなものだったのだ。今から考えると。
これはこういうもので、こうしたらよくて、こうやっちゃダメで、いかにキレイにまとめるか。
みたいなことを考え考えやっていたのだが。
ニューヨークで感じた『音楽』はそんなもんではなかった。
自由でドキドキワクワクして、すっげえ楽しくて、スリリングで予想がつかなくて、
爆発的なパワーがあって、何しろとにかくハッピー。
自分が考えていたよりも『音楽』はもっともっとデッカくてスッゲエ!!ものだったのだ。
イメージがガラっと変わった。別物になった、と言っても言い過ぎでない。
僕はあの四日間を一生忘れない。忘れられないし、決して忘れてはならないのだ。
あの日々の感激と感動を、菅田 直人というフィルターを通して、少しでも多くの人に伝えたい。
自分の至らなさ加減に悶々とし苦悩する毎日だけど、行ったり来たりしながら、
人に「楽しかったよ!」と言ってもらえるような『音楽』をする。
それが僕に出来る仕事であり、役目だと勝手に思っている。
最後に、アメリカ旅行で重要な役割を果たしてくれたモノたちを紹介します。
先にニューヨーク旅行をしてきたjunkoから譲り受けた、B5判くらいの地図。
地下鉄路線なんかも書いてあってとても重宝した。
これを握りしめながら街中歩いたもんで、汚れちゃったしくっしゃくしゃ。
出発前に買った英会話帳。「どんなトラブルも撃退できる」とのうたい文句に惹かれて購入。
よっぽどの心配性なんだな…、と思い知らされた。旅行中の、言わば精神安定剤。
覚え書きに、と小さなメモ帳を持って行った。その日に起きたこと全て、その時のテンションで書いてある。
読み返すと、出来事がまざまざと蘇ってくる。僕の宝物の一つになった。


